
ブログ記事が書けない、記事ネタがない、というのはブログスタート当初にはよくあること。
今回は、[keikou]読まれるブログ記事の構成、[/keikou]について詳しくお伝えします。
この記事を読むと簡潔な流れで記事が書けるようになるので、あなたの書いた記事がもっと読まれるようになります。
[topic color="red" title="この記事を読んでほしい人"]- 記事を書いても手応えを感じない。
- 読まれる記事にしたい。
- ブログ記事の構成をサクサク作れるようになりたい。
この記事のもくじ
ブログ記事の構成
基本的なブログ記事の構成(設計図=ひな形)は図のようになります。

タイトルのh1タグ
タイトルのみに1回だけ使います。
本文中のh2タグ、h3タグ
何個使うかは記事の内容と文字数によって違います。
h3タグは使わない場合もあります。
h2タグの中にh3を入れるタイミング
h2だけだと冗長な文章になりそうなとき
h3で区切った方が伝わりやすいとき
導入
記事の要点を冒頭で知らせて、訪問者が本文へ読み進んでくれる流れを作る。
本文
記事のメインとなる部分。
まとめ
記事全体の要約を書く。
それでは、具体的に、ブログ記事の構成を組み立てていきましょう。
キーワードを決める
ブログのテーマの決め方についてはこちらの記事で紹介しました。
ブログのテーマが決まればキーワードも自然と決まります。
どんなキーワードがあるかは、このツールを参考に探します。
関連キーワード取得ツール
2語、3語のキーワードで記事を書く
例えば、あなたのブログのテーマが「ウォーキング」だとします。
関連キーワード取得ツールに「ウォーキング」と入力して「取得開始」ボタンを押します。
Googleサジェスト、五十音順、アルファベット順、にキーワードが並んでいるので、あなたが記事を書きたいキーワードを選んでください。
2つの方法で、「ウォーキング 効果」というキーワードを掘り下げてみましょう。
1. 関連キーワード取得ツールで調べる
「ウォーキング 効果」で再び関連キーワード取得ツールに入力して、「取得開始」ボタンを押します。
「ウォーキング 効果」から派生したキーワードが出てきます。

2. 検索結果のページの下から調べる
Google検索で「ウォーキング 効果」と検索すると、関連キーワードがページの下に表示されます。

あなたが書ける(書きたい)と思ったキーワードを選択してください。
なぜ、2語、3語のキーワードで記事を書くのか?
キーワードは、[keikou]2語、3語、と増えるにつれて、検索意図がハッキリしてくる[/keikou]という性質があります。
1語 ⇒「ウォーキング」
ウォーキンデッドなど、海外ドラマもいっぱい出てきて曖昧。
2語 ⇒「ウォーキング 効果」
検索者の意図 → ウォーキングはどんな効果があるのかを知りたい。
3語 ⇒「ウォーキング 効果 いつから」「ウォーキング 効果 アップ」
検索者の意図 → ウォーキングの効果はいつから現れるのか知りたい、ウォーキングの効果をアップさせる方法を知りたい
キーワードの語数が増えるにつれて、検索者の意図が絞り込まれていくのがわかりますよね。
h2タグ、h3タグ、の配置(目次を作る)
「ウォーキング 効果 アップ」というキーワードで記事を書くとします。
本、上位表示のサイト、検索関連ワード等を参考にリサーチする
この2つを組み合わせて、h2タグ、h3タグ、の配置を決めていきます。
上位表示や文字数を意識すると手が止まってしまうので、自分の感性に反応した内容をピックアップして、目次を作っていきます。
キーワードから、検索者が何を求めているかを推測する
こんな人(ペルソナ)が「ウォーキング 効果 アップ」で検索してきたと推測します。
しばらくウォーキングを続けているけれどなかなか効果が感じられないので、
ウォーキングの効果をアップさせる方法を模索中。
記事としては、
基本アイテムについては別記事で書くことにしてここでは書かない
「ウォーキング 効果 アップ」に特化した内容にする
という方向で書いていきます。
難しく考えないでくださいね。
効果が出ていないということは、意外と自己流でやっていて、基本ができていないことが多いんです。
ウォーキングの基本を伝えつつ、「私はこうやっていますよ」という内容を盛り込んでいきましょう。
以上を考慮して、例えば、こんな目次になりました。
h3 足の裏|踵から着いて親指で蹴る
h3 脚
h3 腕の振り方
h3 上半身は前傾姿勢
h2 ウォーキングコースの途中にあるものを利用して筋力もアップ
h3 手すりを使って45度の腕立て伏せ(プッシュアップ)
h3 手すりに足をのせてストレッチ
h3 公園の鉄棒で軽く懸垂
h3 長い下り坂なら少しランを入れて心肺機能アップ
h2 ルーティン化して効果アップを継続させよう
h3 1日何分?週に何回?|自分のペースを見つける
h3 休む日の基準も決めておこう
h2 ウォーキングの効果アップの恩恵ってこんなにスゴい!
h3 血液の循環がさらに良くなる
h3 ダイエット効果もアップ
h3頭の回転がよくなる
記事を書いていきましょう。
構成の中に文字を入れていく
記事のタイトルを決める
[keikou]「ウォーキング 効果 アップ」というキーワードを必ず含めて、[/keikou]『ウォーキングの効果を1か月でアップさせた私の方法』
とします。
1か月 → 数値化することで、私も1か月やってみよう、と思わせます。
私の方法 → 差別化すると同時に、この人はどんな方法でアップさせたんだろう、という興味を誘います。
【導入】で本文につなぐ
検索してあなたのページを開いた人が次に読むのが導入部分です。
ここはとても大切なところ。
導入を読んで、ここに求めている情報がある、と思ったら本文へ進んでくれます。
ー【導入】のひな形と例文ー
1. 読者が抱えている悩みや問題を明確にする
なんて悩んではいませんか?
2. この記事から何が得られるのかを具体的に伝える
そんなあなたに、今回は、ウォーキングの効果をアップさせる効率的な歩き方を紹介します。1か月で結果が出せた方法なので、ぜひ私と同じように実践してみてください。
期待以上に軽快に歩けるようになると思いますよ♪
【本文】PREP(プレップ)法で肉付けする
P Point:要点・結論
R Reason:要点・結論の理由
E Example:要点・結論を裏付ける具体的 ← 可能なら、自分の体験を挟む
P Point:まとめ。要点・結論をもう一度述べる。
最初の h2 ウォーキングの効果をアップさせる歩き方をPREP法で書いてみます。
Point:要点・結論
ウォーキングの効果をアップさせるには、まずは、あなたがどんなウォーキングをしているのか、というのを確認してみましょう。
Reason:要点・結論の理由
ウォーキングって、誰でも手軽にできるっていうのがとても魅力的なのですが、自己流に陥ってしまうとどうしても効率は下がります。
Example:要点・結論を裏付ける具体的
誰かとお喋りをしながらの散歩感覚のウォーキングを40分やる
運動を意識して40分速足でウォーキングする
同じ40分のウォーキングでも、やり方が違うとかなり差が出てしまうんです。
私がお勧めする、一番効率アップが期待できるウォーキングは、
ウォーキングに集中できる服装になってひとりで歩く
という方法です。
Point:まとめ。要点・結論をもう一度述べる。
自分のウォーキングのクセがわかったら、そこから修正をかけていくことで、確実に効果をアップさせることが出来ます。
次は、ウォーキングの効果をアップさせる体の使い方や、ウォーキングの姿勢についてみていきましょう。
文章だけにすると、こんな感じになります。
ウォーキングって、誰でも手軽にできるっていうのがとても魅力的なのですが、自己流に陥ってしまうとどうしても効率は下がります。
誰かとお喋りをしながらの散歩感覚のウォーキングを40分やる
運動を意識して40分速足でウォーキングする
同じ40分のウォーキングでも、やり方が違うとかなり差が出てしまうんです。
私がお勧めする、一番効率アップが期待できるウォーキングは、
ウォーキングに集中できる服装になってひとりで歩く
という方法です。
自分のウォーキングのクセがわかったら、そこから修正をかけていくことで、確実に効果をアップさせることが出来ます。
次は、ウォーキングの効果をアップさせる体の使い方や、ウォーキングの姿勢についてみていきましょう。
PREP法に当てはめて書いただけで、内容に流れが出ているのがわかると思います。
【まとめ】で本文へ戻す
途中を読まずにザックリ進んでまとめを読む人もいる、という前提で、流れがわかるように記事全体の要約を書きます。
記事全体の要約を書くのは、ここまで読んでくれた人の復習と、流し読みの人には記事の構成を再確認してもらうため。
必要な個所を読み飛ばしたと思ったら戻って読んでくれる、という流れを用意しておきます。
過去の自分をペルソナにすると書きやすい
ペルソナというのは、誰に向けて記事を書くのか、の「誰」のこと。
ペルソナ=過去の自分
という設定がオススメです。
まだそれを知らなかった頃の自分に教えてあげる
というのは自分の気持ちがグッと入るので、細かく手取り足取りポイントを突いて書くことができます。
過去の自分がわかるように書くと、同じようにわからなかった人にも伝わる。
ということになります。
記事の公開前に必ずやるべきこと
記事を書き上げたら、そのまま投稿してはいけません。
ゼーーーッタイに!3回は校正(文字の誤りを正す)してください!
「思いまう。」とか、
「考えまた。」とか、
ポカをやっちゃったまま記事をアップすると、読んだ人にあなたの姿勢とか気配り度が疑われてガッカリされます。(いやいや、そう思っておくべきです)
できるだけ誤字脱字のない状態で投稿しましょう。
それだけで好感度アップになって、きっと信用もついてきます。
記事ネタは考えるのではなく選択するもの
記事ネタは、つまり、キーワードです。
キーワードは、関連キーワード取得ツールや、Google検索の関連ワード表示などから、コレ!と思ったのを選択する(見つける)ものです。
どんなキーワードでも記事構成が書けるような力をつけてください。
これができたら、記事ネタが無くなるなんてことにはなりません。
このキーワードどうかな?と思ったら
関連キーワード取得ツールやGoogleサジェストなど、キーワードツールでチェックしましょう。
キーワードツールで表示されたら書いてもオッケーですよ。
ブログ記事の構成力を身につける一番の方法
それは「地味な努力の継続」です。
「お、なんかウマい方法があるの?」なんて思いませんでしたか?
ブログ記事の構成を身につけるのに王道なんて期待しちゃダメですよ。
あなたの「王道」の解釈、間違っていませんか?
王道の意味は「楽な道」という意味です。決して正攻法という意味ではありません。
学問に王道なし、の意味
学問に安易な方法はない、ということです。何かを学ぶのに裏技なんてないよ、っていうことですね。
いくつも記事を書いて、練習を積み重ねていくのが一番の上達への近道です。
- キーワードを選択して
- 記事構成を組んで
- PREP法で埋めていく
という3ステップをひたすら繰り返して修行しましょう。
まとめ
今回の記事では、
- 記事の構成
- キーワードを決める
- タイトルの決め方
- 本文につなげる導入文の書き方
- PREP法を使った本文の書き方
について詳しく例を挙げて説明してきました。
ひとつの記事に時間をかけ過ぎないように、いろいろなキーワードで記事を書いてみてくださいね。
ブログには、何回でも書き直せる、というメリットがあります。
例えば、[keikou]3か月おきに書いた記事をチェック&リライトしてブラッシュアップする、[/keikou]ということもぜひやってください。
記事の内容が充実していくと同時に、記事構成の作り方もウマくなって、[keikou]濃い新しい記事が書ける[/keikou] ようになります。
続ける人には、ちゃんとしたゴールがご褒美として待っています♪