
この記事では、Googleアナリティクスの設定について、
Gmailアカウント(=Googleアカウント)
と連携させる、という形で解説していきます。
『All In One SEO Pack』とGoogleアナリティクスの連携がまだの方は、まず、「トラッキング ID」と「トラッキングコード」を取得して、
取得を終えたあとにリンクバナーを用意してあるので、そこから『All In One SEO Pack』の「Google 設定」へ飛んで、アナリティクスとの連携を行ってください。
[topic color="red" title="Googleアナリティクスで大切な3つのポイント"]- プロパティを追加する
- PCとスマホで自分のアクセスを除外する
- 初心者がアクセス解析を気にすべきタイミング
この記事のもくじ
Gmailアカウントに連携させてGoogleアナリティクスを設定する
Gmailのアカウントがまだの方は、下記の記事を参考に、先にGmailアカウントを取得してください。
取得したら、Gmailにログインしておきます。
Gmailにログインし た状態で、アナリティクスホームを開いて、 「無料で利用する」をクリック。

「登録」をクリック。

「新しいアカウント」の入力内容。
アカウント名 | 自分で文字列を決めて入力します。 (例:Tetsu-blog) |
ウェブサイトの名前 | あなたのWordPressサイトのタイトル。 (例:主夫・哲郎が家事と子育てから学んだこと) |
ウェブサイトの URL | 例えば、「https://example.com」なら、 左から「https://」を選択、 右に「example.com」を入力。 |
業種 | あなたのサイトの方向に沿ったものを選びます。 |
レポートのタイムゾーン | 左で「日本」を選択すると、 右が「(GMT+09:00)日本時間」に変わります。 |
以下の画像が入力例です。

データ共有設定
すべて選択(デフォルト)でオッケー。
一番下の「トラッキング ID を取得」をクリックします。

「Google アナリティクス利用規約」のページが開くので、「日本」を選択・表示させて、

3か所にチェックを入れて、最後の「同意する」をクリック。

ポップアップが現れるので、「興味はない」をクリックして閉じます。

はい、そして…、
出ーたッ!
これが欲しかったものです。

ここまでで、Googleアナリティクスの設定は完了です。
「トラッキング ID」か、「トラッキングコード」か、どちらかを貼り付けると、あなたのサイトのアクセス解析をGoogleアナリティクスがやってくれます。
『All In One SEO Pack』の「Google 設定」にGoogleアナリティクスをつなぐ
「Google 設定」の「Google アナリティクス ID:」欄内に「トラッキング ID」をコピペする、
という作業を行っていきます。
その前に、
※ここに注意!
「Google アナリティクス」に「サイトA」を登録して取得した「トラッキング ID」を、
「サイトA」で有効化した『All In One SEO Pack』に登録します。
必ず、「サイトA」と「サイトA」でつないでください。
このつながりを確認して、「トラッキング ID」をコピーしたら、下のバナーをクリックしてください。
Googleアナリティクス専用のプラグイン『Google Analytics for WordPress』を使う
ここは、『All In One SEO Pack』をインストールしない場合の説明になります。
この方法のメリットは、プラグインにアナリティクスを設定するので、WordPressテーマを変えても再設定の必要がない、というところ。
プラグインの強み、ですね。
それでは設定していきましょう。
「ダッシュボード」→「プラグイン」→「新規追加」と開いて、
右上「プラグインの検索」に「Google Analytics for WordPress」と入力して検索。
画像のプラグインを、「今すぐインストール」→「有効化」します。

メニューの「Google Analytics」をクリックして、「Tracking Code」に「トラッキング ID」をコピペ。
次に、下の「変更を保存」をクリックして、Googleアナリティクスとの連携が完了です。

1. アナリティクスにプロパティを追加する方法|複数サイトの登録
ある程度の記事数になってくると、サイトの方向に気づきが出てきます。
よくあるのが、
「もうひとつWordPressサイトを作って、2つに分けた方がいいな」
というパターン。
WordPressサイトをもうひとつ作るとなると、新たな「トラッキング ID」が必要になります。
ここで、アナリティクスのプロパティを追加する、ということになるんですね。
具体的な作業に入る前に、「アカウント」と「プロパティ」について再確認しておきましょう。
アナリティクスの管理画面では、「アカウント」と「プロパティ」がこのように表示されます。

「アカウント名」の下層に「プロパティ名」が追記されていくという形になります。
※プロパティ名は、サイト名など区別しやすいものをつけましょう。
プロパティは別アカウントへの移動が可能です。
もちろん、このときに別アカウントがなければ、新規で作ることになります。
それでは、プロパティを追加していきましょう。
左サイドのメニュー下の「管理」をクリック。

プロパティを追加するアカウント名を確認して、「プロパティを作成」をクリック。

「追加アカウント」の入力例。
ウェブサイトの名前 | 新しいWordPressサイトのタイトル。 (例:哲郎のこだわり調理器具) |
ウェブサイトの URL | 例えば、「https://example2.com」なら、 左から「https://」を選択、 右に「example2.com」を入力。 |
業種 | 新しいサイトの方向に沿ったものを選びます。 |
レポートのタイムゾーン | 左で「日本」を選択すると、 右が「(GMT+09:00)日本時間」に変わります。 |
以下の画像が入力例です。
入力したら「トラッキング ID を取得」をクリック。

追加したプロパティの「トラッキング ID」と「トラッキングコード」が取得できました。

プロパティの編集
「管理」をクリックした画面から、
アカウント名とプロパティ名を確認して、「プロパティ設定」をクリック。

目的の箇所を編集したら、一番下の「保存」をクリックして編集完了です。

プロパティの削除
「管理」をクリックした画面から、アカウント名とプロパティ名を確認して、「プロパティ設定」を開いて、
右上の「ゴミ箱に移動」をクリック。

「プロパティを削除」をクリックして削除が完了します。

2. アナリティクスへの自分のアクセスを除外する方法|PCとスマホ
2、3記事投稿したところで、どうもアクセス状況が気になって仕方がない、何度も何度もGoogleアナリティクスに出たり入ったり、
そして…、
「おぉ!スゲェーっ!3記事しか書いてないのにアクセスが50くらい来てる!」
なんてね、実はコレ、全部自分が出入りした数がカウントされてるだけなんです。
はい、こんなムダな興奮&喜び&ガックシ!を感じないためにも、自分のアクセスを除外する、という設定を早々にやっておきましょう。
PCからのアクセスを除外する|IPアドレス
ネットワーク上で接続された機器(パソコンやスマートフォンなど)を識別するために割り振られた番号の羅列。
インターネット上の住所のようなもの。
- 自分のPCのIPアドレスを調べる
- Googleアナリティクスにフィルターを設定する
では、下のバナーボタンをクリックして自分のIPアドレスを調べましょう。
赤い枠の中の数字の並びがあなたのIPアドレスです。
(このIPアドレスはそのまま表示させておいてください)

次は、Googleアナリティクスでの設定です。
左サイドのメニュー下の「管理」をクリック。

アカウント名を確認して、「すべてのフィルタ」をクリック。

「フィルタを追加」ボタンをクリック。

フィルタ名 | 適当に付けます。 (例:自宅のPCのアクセスを除外) |
フィルタの種類 | 除外 |
参照元からリンク先を選択します | IP アドレスからのトラフィック (選択後にIPアドレスの入力欄が開きます) |
式を選択します | 等しい |
IP アドレス | 先ほどの自分のIPアドレスをコピペする。 (例 1111.00.0.111) |
ビューにフィルタを適用 |
「すべてのウェブサイトデータ」を選択して、「追加」をクリック。 |
画像の番号順に、確認しながら作業を進めてください。
(最期に、一番下の「保存」をクリックして完了です。)

スマホからのアクセスを除外する
PCのルーターからWifiを飛ばしている場合は、スマホのIPアドレスもPCと同じです。
念のため、スマホで下のQRコードを読み取って、IPアドレスを表示させてみてください。
(PCのときと同じサイトをスマホで表示します)

自分のアクセスが除外されているかを確認しておこう
いま除外設定をしたPC(スマホ)から、自分のサイトに適当にアクセスしたあとで、
左のサイドメニューから、
「リアルタイム」→「概観」
をクリック。
なんの痕跡も表示されなければ、除外できています。
痕跡が確認されたときは、意外なところで見落としがあったりもするので、再度設定を見直してみてください。
IPアドレスが変わった、IPアドレスが複数ある
といったときは、編集したり、IPアドレスの数だけフィルタを設定して、対応してくださいね。
3. WordPress初心者がアクセス解析を見るタイミング
WordPressで記事を書き始めると、初心者の場合はとくにアクセス解析が気になります。
「アクセス解析が見たい~ッ!!!」
という気持ちもよくわかるのですが、記事を書き始めて即効アクセスが集まる、ということはほぼありません。
どの記事にアクセスが集まっているのか?
どんなキーワードで訪問者が来ているのか?
こんなことがアクセスから見えてくるのは、[keikou]最低でも30記事(それも、キーワードを狙って書いた記事)[/keikou]くらいは書いてからです。
[topic color="black" title="記事を書くときの心構え"]
- 記事数を稼ぐために適当に記事を書かない。
- ライティングの勉強も平行してやっていく。
これも、みんなが通ってきた道。
あなたも同じように通っていくしかありません。
まとめ
Googleアナリティクスは、無料で使える上に、最高の機能を備えたアクセス解析ツールです。
どれくらい最高の機能なのかというと、こんな本が出版されるくらいの「最高の機能」です。
(この類の本は、辞書的に逆引きで使うことをおすすめします)
逆に言うと、これだけのページの本が書けるくらいの機能を満載しているので、Googleアナリティクスで何が出来るのか?設定の種類は?と細かく調べだすとキリがありません。
サイトの成長に合わせてGoogleアナリティクスを覚えていく
このバランスが一番いいと思います。
プラグインと「トラッキング ID」の連携を完了したら、充実した記事が書けるように訓練と実践を重ねて、まずはサイトを育てることに集中しましょう。